11・3憲法のつどいで「個人主義」を考える

 

320人参加 亀石弁護士ら熱弁

 

   戦争させない・9条壊すな!広島総がかり行動実行委員会は11月3日、「憲法のつどい・ひろしま2018」を広島弁護士会館で開き、市民320人が参加した。

   集会のテーマは「日本国憲法と個人主義」。大阪弁護士会の亀石倫子弁護士が講演し、夫婦別姓訴訟の原告である恩地いづみさん(広島)が「不安なく違っていられる社会へ」と題した特別報告を行った。(写真下左)

亀石さんは憲法13条が定める「個人の尊重」「生命・自由・幸福追求の権利」を自民党憲法改正草案(2012年)と比較しながらわかりやすく説明。自身が弁護を担当した「GPS捜査」で、最高裁が令状のない捜査を批判し立法によるルール化に踏み込んだ判決を出すまでの経緯を語った。プライバシーとは? 国家による監視がもたらすものは何かと問いかけ、スノーデン氏の言葉を引用して「プライバシーの権利は、自分にとって都合の悪いことを隠すためにあるのではなく自分が自分であるために必要な権利だ」と強調した。(写真下右)

   集会は冒頭、エリザベト音大の社会人コースでフルートを学んでいる女性4人のフルート演奏で始まり、講演の後、ヒロシマ総がかり行動の高瀬均事務局長が3000万人署名について「全国で1800万筆集まっている。県内では現在22万7千筆余り。年内には県内30万筆をぜひ達成しよう」と呼びかけた。

 最後に「参加者一同」名で「アピール」(下記)を確認した。

 

  実行委員会からお礼 ー  会場でのカンパよびかけに対して、参加者から15万3717円が寄せられました。ありがとうございま 

                                     した。今後の活動に大切に役立たせていただきます。

                                                (18.11.4)



11.3憲法のつどい・ひろしま2018アピール

 

   憲法公布から72年目にあたり、わたしたちは、日本国憲法と個人主義をテーマに講演会を開いた。講師の亀石倫子さん、恩地いづみさんは、憲法13条「すべての国民は、個人として尊重される」に示された「個人の尊重」は、日本国憲法のもっとも大切な原理であることを強調された。この究極の価値が安倍政権のもとで危機に瀕している。日本を戦争のできる国に変え、個人よりも国家が尊重される社会にしようとする安倍改憲のねらいは、ますます明白になってきた。わたしたちは、本日の集会の名において、安倍改憲に抗議し、それを阻止するために全力でたたかうことを決意する。

 

   沖縄県知事選では、辺野古基地建設反対の玉城デニー氏が圧勝した。森友・加計問題では依然として疑惑が残り、各種世論調査でも首相の人柄が信用できないという意見が多数を占めている。政策面でもトランプ米大統領からは日米の2国間貿易交渉を約束させられただけでなく、兵器の大量購入も受け入れてしまった。ここ数年、軍事費が増え続ける一方で、福祉は削られ庶民の生活は厳しさを増している。そのうえ、安倍首相は、来年10月から消費税率10%への引き上げも表明し、国民の怒りを買っている。

 

   安倍政権の「終わり」が始まろうとしている。わたしたちは、これが運動の成果であることを確信する。首相は内閣、自民党役員に「改憲シフト」を敷き、巻き返しを図るかまえだが、わたしたちは、「戦争はしたくない」「個人が尊重される社会をつくりたい」という、万民共通の願いに依拠し、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国3000万人署名」など、運動を粘り強く進めていこう。

 

              2018年11月3日

                                                                                                       11・3憲法のつどい・ひろしま2018 

                                                                                                                                        参加者一同


 

12・2”国民投票法”大学習集会

 

   総がかり行動実行委員会からの「お知らせ」~

 

 改憲発議を止める―私たちの運動の目標です。しかし、万が一、発議がなされ、国民投票になったら一体どうなるのか。その危険性は案外、知られていないのではないでしょうか。
   2010年5月に施行された「国民投票法」は、最低投票率の規定がなく、従って、どんなに投票率が低くてもその過半数の賛成で憲法改正が成立します。また、テレビCMなども投票日の2週間前から禁止になるだけで、それまでは何の縛りもありません。巨額の広告費を調達できる政権与党に有利に働くことはあまりにも明らかです。
   こうした国民投票法のもつ重大な問題点を、第1部は「法律」の側面から山田延廣弁護士が解説します。第2部は「テレビCM」などの側面から、博報堂出身の本間龍(ほんま・りゅう)さんが大手メディアを支配する電通の恐るべき広報戦略について縦横に語ります。
 改憲発議を止める3000万署名などの運動を、さらに豊かに発展させるための大学習集会です。みなさんの多数のご参加をお待ちしております。

 

「12・2“国民投票法”大学習集会」(※チラシは製作中です。しばらくお待ちください。)
 日 時:12月2日(日)14:00~16:30
 場 所:広島弁護士会館2F中ホール
 講 演:<第1部>山田延廣弁護士「国民投票法の問題点」(30分)
     <第2部>本間 龍さん「国民投票における電通の広報戦略を暴く」(90分)
    【講演者紹介】

     本間さんは広告代理店・博報堂の出身で、メディアコントロールの危険性に関する発言を続けているジャーナリストで、
     岩波新書版を含む著書多数:『原発広告と地方紙』『原発プロパガンダ』『メディアに操作される憲法改正国民投票』
     『広告が憲法を殺す日』『電通巨大利権』など。
 資料代:1000円(学生・障がい者無料)
 主 催:ヒロシマ総がかり行動実行委員会



ダウンロード
11・3憲法のつどい ひろしま2018 チラシ
「日本国憲法と個人主義」のタイトルで亀石倫子弁護士の講演、夫婦別姓訴訟をたたかう恩地いづみさんの特別報告
2チラシ.png
PNGファイル 446.9 KB

 

野党4党 揃ってアベ9条改憲NO!

 

 ヒロシマ総がかり行動実行委員会が呼びかけた「憲法を変えるな!政治を変えろ!10・24国会開会・ヒロシマ緊急行動」が10月24日広島市の本通り電停前で行われ53人が参加。この日開会した臨時国会で「改憲案提出」を目論む安倍首相に抗議の声を上げた。

 行動には、野党4党の国民民主党広島県総支部連合・副代表の佐藤広典さん、日本共産党広島県委員会・常任委員の高見篤己さん、社民党広島県連合・代表の檀上正光さん、新社会党広島県本部・委員長の三木郁子さんも加わり、力強くあいさつ。国民民主党県連代表の森本真治参議院議員の「安倍政権を打倒すべく、ともにがんばりましょう!」とのメッセージが紹介された。

 元気の出る街宣行動をジャンプ台とし、市民と野党がガッチリとスクラムを組んで「改憲案提出と発議」を止め、安倍政権を必ず葬り去ろう。


 国会開会日 9条改憲阻止の緊急街頭宣伝 

 

  10月24日・水 夕方 広島・本通り

 

 臨時国会開会日の10月24日(水) 、広島市で「安倍9条改憲阻止・緊急街宣行動」を行う。行動には、国民民主党、共産党、社民党、新社会党の立憲野党4党の代表が参加し、市民への訴え、3000万署名のとりくみなどを行う。時間、場所は次の通り。

 ■日 時:10月24日(水)午後5時30分~6時30分

 ■場 所:広島市中区本通り電停、洋服の青山前

 

◆総がかり行動事務局から、お詫びとお願い◆

  「11・3憲法のつどい」のチラシに誤植がありました。特別報告をいただく「恩地いづみ」さんが「恩知いづみ」となっていま 

 した。まことに申し訳ありません。ページ上段および下記の修正したチラシを活用していただくようお願いいたします。